
「追加調達できなければ、倒産。」
そのカウントダウンの中で最も危険なのは、焦って間違った方向に走り続けることです。市場が縮小している。ピボットしなければ詰む。でも、何に向かえばいいか分からない——この状態で「がむしゃらに動く」ことが、むしろ傷口を広げます。
このチームが最初に求めたのは「正解を教えてくれる人」ではなく、「一緒に走りながら、Go/No-Goを決めてくれる人」でした。
クライアント概要
| 業種 | ITスタートアップ |
|---|---|
| 規模 | 従業員約10名(シリーズA直前フェーズ) |
| 課題領域 | 事業ピボット・M&Aイグジット・事業検証 |
| 掲載 | 匿名 |
導入前の課題:「何をすべきか分からない」倒産カウントダウンの中で
VCから出資を受けて事業を展開していたものの、提供していた市場自体が縮小。早急なピボットを迫られていたにもかかわらず、次の事業の方向性が定まらず「何をすべきか分からない」という状態でした。
追加調達ができなければ倒産の危機という、非常に切迫した状況。しかし焦って間違った方向に投資すれば、むしろ傷口を広げる。「どこに集中すべきか」を判断するための基準が、何もなかったのが最大の課題でした。
「新しい事業に挑戦したいけど、動かせる人間がいない」「外注したら結局自分がやることになった」——そんな経験を重ねてきた中での、崖っぷちの相談でした。
なぜモンスターバンクを選んだか
紹介(リファラル)での案件でしたが、発注の決め手となったのは提案の幅広さと検証の深さ。そして「仮にモンスターバンクが離れたとしても、自社内で再現できるデータ・仕組み・オペレーションまで構築する」という支援姿勢に強く共感いただいたことが最終的な決め手となりました。
「外注したら結局自分がやることになった」という経験とは、真逆のアプローチ。「依存させない支援」という姿勢が、信頼の根拠でした。
支援内容:アイデア出しから事業売却まで、一気通貫で伴走
最大の特徴は、どこで「進む」か「撤退するか」を常に数字で判断し続けたことです。「やってみてダメなら撤退できる」という安心感を作ることが、大胆な前進を可能にしました。
- CSRアンケートによる市場検証と「ビフォーアフターの姿」の明確化
- 検証結果をもとにしたMVPの共同構築
- デモンストレーション営業の仕組みづくりと販路開拓のアライアンス制度構築
- テストマーケティングの実施とサービスのサンプルデータ収集
- 機能要件・UI改善の取りまとめと開発外注管理
- Go/No-Go基準の設定による撤退・集中投資の判断サポート
導入後の成果
最終成果:M&Aイグジット実現 無駄な投資:Go/No-Go基準によりゼロ 倒産危機から:損益分岐点到達まで最短ルート
展示会でのデモがきっかけとなり、事業売却(M&A)を実現。倒産の危機から一転、損益分岐点まで見えた段階でM&Aのオファーを受け、事業売却に至りました。
- 展示会でのデモをきっかけに事業売却(M&A)を実現
- 撤退基準を明確にしたことで無駄な投資を防ぎ、スムーズなロスカットを実現
- 「仕組みで売れる」モデルの構築により、自社チームが自走できる状態を実現
「撤退基準を決めること」は諦めではなく、最も賢い投資判断です。どこまでやってダメなら止めるかを決めておくことが、次の一手を大胆に打てる源泉になります。
クライアントの声
「自分たちでは売れないと思っていたけど、仕組みで売れることを実感しました。アイデア出しからMVP作成にいたるプロセスの中で、Go/No-Goの判断基準を明確にしていただいたことが一番の決め手です。撤退についてもシビアに判断いただいたおかげで、非常にスムーズにロスカットができました。」
— ITスタートアップ(従業員約10名)代表様
📌 この事例が示すこと
「撤退基準」を先に決めることが、最大のリスクヘッジです。「やってみてダメなら撤退できる」という仕組みがあれば、人は大胆に動けます。倒産危機の中でも、正しい順番で動けば出口はあります。